3D-COATのメジャーツールの単位の部分の使い方。
使用ソフト
- 3D-COAT4.9
3D-COATのメジャーツールは単位を変えても数値が換算されないため、使い方がわからなかったのですが、この度ようやく理解できたためここに書いておきます。
結論
①メジャーツールで自分が使いたい単位を決める。
②換算値を自分で設定する。
③他の単位は使わない。単位を変えたいときは①からやり直し。
換算値の設定場所は
ポクセルルーム(sculpt)の"Geometry"の"シーンスケールを編集(Edit Scene Scale)"内
"SceneScale"です。
デフォルト値は"1"で、これは"mm"になります。
これはツール内の数字に1とあったら1mmということです。
それではわかりやすいようにプリミティブツールで1辺が1000mm(1m)の立方体を作ってみます。
単位はmmなので"大きさ"には全て1000を入れます。
メジャーツールの単位を"mm"にして測ってみます。
ちゃんと1000mm(1m)ですね。
ここで試しにメジャーツールの単位を"m"に変えてみます。
大抵のCGツールだと換算されて"1m"になると予想するのですが、3D-COATの場合は数値はそのままに単位だけが変わり"1000m"となります。
ここで、自分は意味がわからなくなり、かなり悩みました。
"m"を使うために換算値を変えましょう。
"シーンスケールを編集(Edit Scene Scale)"内"SceneScale"の値を"1"から”1000”に変えます
これで3D-COAT内で"1"という数値があったらそれは"1m"ということです。
この設定を行ってやっとメジャーツールの"m"が安心して使えるようになります。
もちろん他の単位に変えても換算されず数値は同じまま単位が変わるだけなので
自分が設定した単位でメジャーツールは使いましょう。
"cm"を使いたかったら換算値を”10”にして
1m=100cm
インチ
フィート
なんでこんな分かりづらいことになってるんでしょうか…
せめてメジャーツールから換算値を設定できるような仕様にして欲しいところです…